ソーラ用平角線
この製品には当社独自の「溶融はんだメッキ方式」が使われています。概要
理研電線の溶融はんだメッキ方式を応用した、ソーラモジュール用のはんだメッキ平角線です。太陽電池のセル間を繋ぐ導体として使用されています。厚メッキと高柔軟性を兼ね備えた優れた特性を有しています。
特徴
- 電子部品用リード線で培った溶融はんだメッキ方式により、長さ方向に対してメッキ厚のばらつきが小さい平角線を実現しました。
- 高温還元雰囲気下で焼鈍すると同時に溶融はんだメッキを施すことにより、高柔軟性を備えた平角線を実現しました。
- はんだメッキの表面が平滑で安定しているため、常態におけるはんだぬれ性、加熱処理後のはんだぬれ性ともに優れた平角線です。
- 厚メッキにより優れた耐熱・耐湿性を有しています。
用途
太陽電池用インターコネクタ材、太陽光パネル用バスバー材、タブリード材など
仕様
標準仕様
公称サイズ |
組成(公称値) |
Sn(Bal)-Ag(3.0%)-Cu(0.5%) |
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Sn(Bal)-Pb(40%) |
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導体 |
材料 |
タフピッチ銅 (JIS C1100) |
無酸素銅 (JIS C1020) |
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サイズ |
インターコネクタ〔結晶系〕 |
厚:0.1~0.28mm |
バスバー〔薄膜系〕 |
厚:0.1~0.30mm |
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メッキ厚 |
20~40μm |