非接触給電
概要
非接触給電とは、電源ケーブルの接続や金属電極の接触を行わずに電力を伝送する技術のことで、ワイヤレス給電や無線給電とも言われています。現在、スマートフォンの充電などで使用されつつあり、ノートPCや掃除ロボットなどの家電機器の分野や、EV(電気自動車)など今後の利用拡大が期待されています。
原理
充分に近づけた一対のコイルを用意し、一方のコイル(送電側)に交流を流すことで磁界が発生し、もう一方のコイル(受電側)がその磁界を受けることで交流が発生し、無接点で電力が伝送されるという仕組みです。これはコイルを通過する磁界に変化を与えると電気が発生するという「ファラデーの電磁誘導法則」の法則が原理となっています。平面コイルや周波数の高い交流を使うと、効率よく電力が伝送できることが知られています。
特徴
- 一定の距離であれば、離れていても、障害物を挟んでいても給電できます。
- 水や塵が侵入しやすい場所など、送電器と受電器の密閉が必要な環境においても使用できます。
- ケーブルを使用しないので、ケーブルの物理的ダメージがありません。従って、回転物や振動を伴うものに対する給電が可能です。
- 給電する磁力にデータを重ねることで、データ通信も行えます。磁力をAM変調して伝達するので、通信装置の削減につながります。
用途
水中機器への給電例
間にガラス板を挟んでも電力供給できます。
回転体への給電例
ケーブルを使えない場所での使用が可能。
充電池の充電/15W非接触給電器の例
入力電圧:DC12V
出力電圧:DC12V
最大出力電流:1.25A
充電可能な電池:リチウムイオン
電池定格電圧:3.7V
最大充電電流:3A
出力電圧:DC12V
最大出力電流:1.25A
充電可能な電池:リチウムイオン
電池定格電圧:3.7V
最大充電電流:3A